耐震診断・インスペクション

 

 

耐震診断とインスペクションについて

ここでは、家のことを調べているとよく聞く、「耐震診断」と「インスペクション」のご説明をさせていただきます。

耐震診断とは
耐震診断とは、既存の建築物で「旧耐震基準」で設計され耐震性能を保有していない建物を、現行の構造基準
新耐震基準」で耐震性のレベルを確認し必要に応じて状況の補強箇所の説明やアドバイスする事を耐震診断と言います。

大きな地震のたびに変更されてきた耐震基準。
1981年・昭和56年に「新耐震基準」(それ以前の建物の耐震基準は「旧耐震基準」と呼ばれます)に改正され、
2000年・平成12年には「2000年現行基準」に改正されています。
(「新耐震基準」の昭和56年以前と以降では火災保険の保険料が変動する保険会社もあります)

インスペクションについて
ホームインスペクションは住宅診断建物検査などとも言われます、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が
第三者的立場から、また専門家の見地から住宅の劣化状況・欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用
などを見極めアドバイスを行う専門業者です。

このように、診断という意味では同じなのかもしれませんが、「耐震診断」では地震による耐震についての診断、
インスペクション」では建物の劣化や、新築の施工精度など見るべき箇所が違う事がわかります